斬りっ!

波田くんのフォーマット、ほんとによくできてるな〜なんて突然思ってしまったのでちょいと。
彼の存在意義は、誰もがそうそう、と思うことの顕在化。
「紅白の勝敗に興味がない」
「○○さんってあーは言うけど、△△だよね」
「卒業というより退学」
など、僕らが普段テレビを見ながらつっこむべきポイントを顕在化の上斬っている。
それって、とっても重要なことだと思っていて、発信者側の意識的、無意識的な行為の間抜けな部分(ここがボケになる)に対してちゃんとツッコミを入れることで、笑い(弛緩)を成立させている。(この部分はだいたひかる長井秀和もやってることだし、故ナンシー関がやっていたことを別メディアでやってるってことなんでしょうけど。)
しかも、あの過剰なまでの作り物感。
ズバッと言うと腹が立つことも「これは笑うところですよ。」とはっきりした形で示されることで、腹を立てる方がみっともない、みたいな感情さえも誘導できる。
だからこそ、TVの前の僕たちは安心して見ることができる。
しかも、そういうツッコミを自分自身に対しても「切腹!」という形で斬ることで、いやらしさを残さない。
つくづくよくできたフォーマットだなぁ、って思った年明け。
「・・・拙者。あとどれだけ生き残れるかどうかわかりませんから!残念!いつまでもあると思うな、人気と仕事、、、斬りっ!」
って聞けるのはいつかな〜