2005-03-16 ■ 細い月は空の裂け目だ。 あのどこまでも高い群青色の向こう側が覗いている。 もしかしたら、空が笑っているのかも知れない。 それは冷笑か、慈愛の笑みか。 コーヒーブレイクを求めて外に出た。 正面には夕日に映える飛行機雲。 上空には空の笑み。 夕飯の買い物の行列に並んで、外に出ると、辺りは暗くなっていた。