革命家

最初の革命家は革命政府によってギロチンにかけられる。


まさかそれを目の当たりにできるとは思わなかった。
革命の初期的なエネルギーは命を革めるに十分でなければならないので
宇宙創生のエネルギーにも近しい。
しかしそれだけのエネルギーの維持は根源的に困難であることもあり
革命政府はその維持の為にスケープゴートを必要とする。


革命を行うことで万事よくなるはずだったのに
よくなっていない責任を取らせる形で。


じゃあ革命は間違っていたのか、というとそんなことは必ずしもなく
少なくとも何かは変わっているのは事実。


歴史の教訓はいろいろなことを教えてくれているし
予見もさせてくれる。
たいせつなことは
「あ〜あ、だから言ったのに」と後から言うことではなく
ほっとくとそうなる可能性もある中で、どうするか
そこに尽きる。


と、言わずもがなのことを30歳最後の瞬間に言ってみる。