やや東方漫遊記1TGS

幕張に10時に着く為にそれなりに早くに家を出た。
目指すは東京ゲームショー
ゲームは今の世の中にあるエンタテインメントの中で
比較的大量の資本と大量の人材が投下されている(だが、テーマパークの量にはかなわないか)対象であることもあって、そこに込められた思いを読み取る行為に対して、それなりに応えてもらえる対象だと感じる。
とは言え初期の「このアイデアでみんなを楽しませたい」という感じは
作りこまれたお仕着せの「これこれこういう仕掛けで感動しやがれ」的な仕掛けの中で、小さくなってしまっているようにも思う。
それは非常に残念なこと。


新ハードが年末には出揃う。
こんなにリアリティのある映像をリアルタイムに動かせます。
というのが売りのマシンを一通り眺めたが、よりリアルになることで、却ってそれが作り物であることが目立つ部分がある。
だったら。
眼球運動に合わせてディスプレイを動かす?
コントローラーにモーションフィードバック(油圧とは言わない、モーターででも)の仕組みをつける?
(コントローラーについてはwiiのコントローラーには上記の意味で期待している。部屋で一人で遊ぶには照れくさい仕様でもあるけれど。)
そういう方向に行くならまだしも、
「解像度が上がりました」はなんだか違う気がしてならない。


仕事で「ゲームっぽい仕掛け」にヒントをもらおうとしている人たちもいるようなのだけど、ゲームを連続5時間(これでもまだ少ない、と思う人はいくらでもいる)プレイした経験なしにゲームについて無根拠に期待するのは絶対に間違っていると思います。
少しでも語る言葉を持てれば。
会場に足を運んだ理由の一つはそれ。