超巨大仏

ages2006-10-08

全高120mの巨大建築(笑)、牛久の大仏を見ました。
これが浄土真宗の世俗っぽさ大爆発。
最高。(文字通り)


巨像の中にはフロアがあって、胸部に展望台、足元に写経部屋&仏像奉納部屋。
いくつめかのドラクエで像の中がダンジョンになってるのがあったと思うのだけど、それを地で行く。


秀逸だったのは入り口。
外で待っているとエレベータの扉ライクな扉が自動的に開く。
10m(目分量がニガテなので全然違うかも)四方の部屋。
おお、これがエレベータ?タワーオブテラーみたいじゃん。行ったことないけど。
と思ったのだけど、そこはエレベータな訳ではない。
扉を閉じきって、完全な真っ暗闇を作り上げ、
「闇に光を差し込むのが阿弥陀の光である」
という教えを実体験させてくれる。
(自分で気づかせる、という仕掛けではなく、そうである、という説明付き。超親切設計!)
延々とわかったようなわからないような説教をしないあたりがさすが普及用仏教たる真宗
目の前に手を置いても見えないほどの真っ暗闇。
夜なお明るい現代においてはそれだけで割りと貴重な経験。
扉が開くと、シンセの神秘的な音と淡いパステルカラーの光の演出でお出迎え。


写真は、正面。
「ここから見ると大迫力」
と教えてくれるんですが、
迫力があるだけなんだ?
ご利益があるとかそういう方向にしなくていいの?
と言いたい。


ちなみに93年完成なんだそう。割とできたばっかりなんですね。


いや、楽しいったらありゃしない。
ぜひ、行ってください。