大振り

8巻でようやく?公式戦初戦が終わりました。
野球に興味はない、と公言している手前あまり高らかにも言えないのですが、それでもこの漫画にはいろいろとやられます。
ものすごく当たり前のことなのに、ついつい忘れがちになる、
この世に端役、などという存在はいない
誰もがその人の世界では主人公
ということを「誰もが世界にひとつだけの花」みたいなふわふわした雰囲気でなくもっと実存的に、高いレベルで描ききっているように思います。
高度に洗練されたテクノロジーが魔法と見分けがつかないように
高度に描かれたフィクションは普遍性を持った世界そのものなのだと思います。