若人の門出を祝う

いろいろお願いさせてもらっていたアルバイトくんが6年生にしてついに就職が決まった、ということでささやかながらお祝い(飲みに連れていっただけですが)をしました。
6年前の職場ではアルバイトくんたちとは仲良くさせてもらったものですが(最近は疎遠になってしまって申し訳ない感じです)アルバイトくんたちとの距離は近いとお互いにとって得だよなぁ、なんて思ってしまいます。


彼も言っていましたが「インターンなんていらないぐらい企業の様子を見ることができました」とのこと。
なかなか時間を作るのが大変(時間割を上手に組まないとね)なので難しくはあるのですが、企業に就職したい、という人はそうした企業でアルバイトしておくと、大きな財産になるよなぁ、と思う次第。


彼の就職先は労働環境が過酷なことが最近とみに報じられているアニメ業界。
(本当に大変そうで、いますぐにでもこちらで働き始めてほしい、ということでうちを辞めることになったのでした)
大変なことも多いでしょうが、将来クレジットに名前が載っているのを見つける時が楽しみです。




いろいろな人と話していて思うのですが、どうも自分は仕事と好きなことは切り分けて考えたがるようです。
「どうしてその職場に行かなかったんですか?」と尋ねられることもありますが、好きすぎると謎のこだわりに捉われ過ぎて合理的な判断ができなくなるような。。。
(一般論として有名な鉄オタは赤字路線を残そうとしたりするので鉄道会社は採らない、みたいなものでしょうか)
その弊害として、自分らしさを発揮することを求められる、現業においても、どうも無難にまとめようとしすぎる自分を見つけます。
合理的判断から自分らしさ、自分のアク、みたいなものを出していく必要を感じてもうまく出せないのは悔しくもあるので、全体としてのパフォーマンスをあげられるようにふるまえるよう精進あるのみです。


もっとも「30越えて精進とか言うやつはバカ」というかつて先輩から聞いたきつい言葉もあります。
「今はできないけれども、明日にはきっと、と言っている人間に明日が与えられると思うか?」
そういうこともあるのでしょうね。。。