大和のふるさと、ヒバゴンのふるさと

海軍工廠のあった場所を通った。

父親が一応船舶エンジニアなので、そういう意味では微妙に近しい感覚を持たないこともない。
一方、祖父は陸軍だったから、そういう意味では遠い。
というより、結局、感情的遠近なんてその程度の後付けの強引な意味付けゲームにすぎない、なんて強く自分の理性は考えるけど、感情的には勝手に近く感じたり遠く感じたりするのはおもしろい。


勤務明けの父親と職場近くで合流(そんなことはここ20年で初めてだ!)し潜水艦ドックの目の前の店でランチを。
この店、雰囲気もよく美味しいのでオススメ。


店の前には潜水艦がプカプカ浮いててかわいらしい。

(これは兵器だ。命を賭けて乗っている人がいるのだ。けども。)
あとから話を聞くと、先輩も数時間のラグで同じ場所に行っていたそう。
すっごい偶然!と思ったけど、結局、そのぐらいしか行くところがないってことかもね。


その後、ライトアップがすごいことになっているという備北丘陵公園に。
http://www.bihoku-park.go.jp/
冷静に考えるとなかなか無茶な旅程。
つくづく自分の車好きは父親ゆずりだと思う。


この備北丘陵公園のあるエリアはUMAヒバゴンが出るという山に近い。
この国営の公園を広範囲にライトアップして集客する、というものらしい。
ちょうと点灯のタイミングにいあわせられたが、写真ではまだ明るく見える。人間の目の見え方とはやはり違っていておもしろい。(こんなに明るく映っているけど、感覚的にはもうかなり暗かったのです)



設計された光と影のコントラストを堪能させてもらったが、ちょっと寒すぎた。
自販機で買ったあたたか〜いロイヤルミルクティーがなかったら寒さで風邪を引いてしまっていたに違いない。


ちなみに国盗りでようやく「安芸守」になれた。