三六時間耐久京都道行

金曜夜十時半に町田で戦友と合流、一路京都へ。
天気は雨。


科学はWhyを知ることはできない。Howを知ることができるのみ。
みたいな話をしながら東名を西進。


名古屋で仮眠したくてネットで検索(浜名湖SAはホットスポット有)したスーパー銭湯に行ったら、どうも自分が知っているスーパー銭湯とは別物。
銭湯ではあってもスーパー銭湯ではないというか。
入湯料が450円とかどう見ても銭湯です。本当にありがとうございました。
雑居ビルの5階がフロントで6階が男湯、4階が女湯という舞台装置はなかなかにサイバーパンクなのではないか。
深夜3時だか4時だかなのに驚くほど客がいてしかも騒々しい(日本語だったと思うけど何をしゃべっているかまったく理解できなかったのが奇妙と言えば奇妙)。
不思議時空に紛れ込んでしまったのだと思う。


その後、しかたがないので三重のSAで仮眠後、天むすを朝ご飯に、伊勢うどんを自分への手みやげに購入し、第2名阪を通って大津から途中越で大原から京都に入る心づもりが
「京都は大阪だろう」という誤った認知に従って大阪を指し示す道案内に従って分岐で道を選んでいたら、京都に行きたかったのに大阪に着いてしまった。
当たり前すぎる結果。
「京都は大阪じゃない」という当たり前のことをいやというほど理解した。やっぱり大雑把な認識はよくない。(笑)


京都では、昼ご飯に天神さん近くの料亭のお弁当。
夜だと高すぎるけど、昼だとCDが2枚買えないぐらいで味わえてコストパフォーマンスがいい感じ。
食べつつ、僕が京都の人に「田舎の方はお行儀が悪ぅおすなぁ」と叱られることに過剰に怯えてみっともない。


天神さんは縁日で雨なのでにんともかんともではあるが風情はやっぱりある。
置屋さんを横目に見つつ、蹴鞠の神様=サッカーの神様という若干力技のご利益転換をされてしまっているという平野神社にも参る。


その後、この時期限定公開という御所へ。
紫辰殿のその前に立つといやでも頭を足れてしまうような構造におそれいり、庭木の剪定の見事さに感じ入り、藤壷の宮に思いを馳せた。
が、さすがに眠い。


スーパー銭湯で仮眠を取りたがるがどうも京都にはそんな施設はない様子。


そもそもの目的である友人宅で宣教用のモモーイのライブDVDを子守唄にしばし仮眠を取らせてもらった。
寝起きのATフィールドが下がってるタイミングどんぴしゃで「ゆずれない願い」とか聴かされて、完全に落ちる。
無重力状態」の部分のメロディが見事にふわりと浮かぶ感じにかなりマジ泣き(笑)
MCがまた本当にいいんだ。
友だちになりたいなぁ。。。
あんな人がいるんだなぁ。


そうこうする内に完全に覚醒し、夕飯に新福菜館
あの黒いスープもチャーシューも麺もなにもかも、やっぱうまい。


その後今度は無事第2名阪を経て、ガラ空きの伊勢湾道路を快走し、浜名湖SAで朝まで寝てから日曜朝に帰宅して、録画してあったシンケンジャー&ディケイドを観ながらひさしぶりに布団でぐっすり眠ったとさ。どんとはらい。


いや、濃密だった。