きき間違いがひどい

ナシゴレン・・・」と隣の席の後輩がつぶやいた。ように聞こえた。
隣を見ると、難しい顔をしてPCの画面を覗き込んでいる。
画面に写っているのがアジアンキッチンとかモンスーンカフェとか(詳しく知らずに例示してしまうけれども)そういうお店の写真だったりするなら、なるほど、と合点のいくところだったが、僕の目には表組の中にテキストが並んでいる様にしか見えなかった。
やがて、、、
あぁ、、、
「何これ」って言ったんだ、あれは。
と気づいた。


最近、ヒアリング能力がみるみる劣化しているように思う。


ここしらばく、ちっょと、はっやてるのが、このように文字をちっょとだけ、いれえかたようなのは、すいすい読めてしまうという事実。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/08/news021.html
結局、言語処理においてトップダウンがいかに「効く」かという話だと思うのだけど、その意味では、自分がこの稿の最初でおかしたような勝手聞きは、自分が常日頃、その人が「ナシゴレン」と言いそうだ、と感じていることを示唆しているようで驚く。


まぁ、一方で、先輩が
「先日お送りしたメールの件、いかだでしょうか?」
と打ち間違えてたりするのをccで拝見して「まぁ、どう考えてもあれはいかだじゃないし、ましてボートでもないよな。ひょっとしたら泥舟かもしれないけど」みたいに愉快に感じたり、ということもあったこと思うと、別にとりたてるようなことでもないように思えてくるのだけど。