ちょっと月まで行ってきました

♪fly me to the moon♪
素敵な歌です。
昨今、人類は本当に月まで行ったのか?僕らが知ってるあの映像は映画のセットじゃないのか?などと言われているこのご時世に、ラストドライブを兼ねて、ちょっと月まで行ってきました。

標識、見えますかね?

月まで3km。
いやぁ、月って意外と近くにあったんですね、、、ってちがーう!
(これがノリツッコミってやつですかね。わかりません><)


今は無き(最近はシンケンジャーケロロ軍曹世界遺産ぐらいしかテレビ見ないのでよくわかりませんが無いですよね?)「トリビアの泉」でも紹介されてたのでご存じの方も多いかもしれません。
静岡県浜松市天竜区(旧天竜市)にあります。


僕はのんびり天竜川を上ってあの聖地(?)秋葉原の名前の由来になった秋葉神社の本宮である秋葉神社※の方まで行ってしまってから、おっと行きすぎた!と気が付いたので実に変なところからアプローチしてしまいました。


この辺は林業をやってらっしゃるようですが、道の苔生し方がすごいんです!
ローリングストーン状態(苔が生し過ぎてる状態)。


基本、人っ子一人いない苔生した山道。
でも、月はこっち、ってある場所にたどり着いて一安心。

左に行けばよいようです。


で、たどりついたのが月!

残念ながらキュートなバニーちゃんが待ってくれてなかったり、美味しいお餅が食べられたりしないのは空の上に浮かんでいる月と同様です。
実際、割とよく見かける、林業の村、というたたずまい。


あぁ、しまった。
石を拾って「月の石」って見せびらかせばよかった。
(でも、今は大阪万博の時代ではないので、月の石は特に行列に並ばずに割と見放題!)
http://www.kahaku.go.jp/event/2009/03moon/index.html


ともあれ、この標識の矢印の先に月がある状態で写真が撮れたら最高でしたが残念。
↓脳内イメージ映像(自分が前に撮った月の映像をコラージュ)


※最近読んだ京極さんの「豆腐小僧双六道中ふりだし」で学びました。
豆腐小僧双六道中ふりだし
余談になりますが、こちら、説明体系としての妖怪について具体例とともにめちゃめちゃ分かりやすく教えてくれる良本でした。
たとえば、ぬりかべという妖怪はなんだか山でそれ以上進めなくなる現象に名付けられた人がその状況を納得するための装置なのです。
妖怪に会いたければ、そこに妖怪がいる、と思えばよい、というシンプルさ。
現代に生きる僕たちは、妖怪はいない、という認識をどうにも取り除けないので、なかなかそうシンプルに行けないのが残念です。