地中美術館

ages2004-06-12

凄まじいものが、この世に姿を現した。
そんな印象。
ジェームズ・タレルは光にこだわった仕事をしているアーティスト。
光を調整することで、人の知覚に挑戦してくる。
視覚心理学者の皆様は一見の価値あり、かと。
こう使うとアート(人工物)であるか、と実感できました。

ナチュラル(自然)のど真ん中にアート(人工物)を置く。
そして、人は、自然の一部だと実感できるのかもしれない。(ここにたどりつくのに時間がかかるんだ。きっと)

(cf)思春期には「人間社会を外から見ている感覚」があることが。しかし「世界への認識が急速に芽生えてくるこの時期に、大人が『確かに人間は環境を破壊し、戦争もする。でもあなたもその人間社会の一員なんだよ』と向き合うことが必要、との話もある。

今月のFSSもダイ・グの気持ちがかっこよすぎで、満喫。