萌えの現場

ある取引先さんに対して、指示を通称「黄付箋」と呼ばれる付箋を補助ツールとして伝えているのですが、この黄付箋が尽きてしまいました。
聞けば後輩のいるフロアに在庫があるという。
密命を下しました。
「黄付箋を我が方に届けられたし」


なんとなく、新入生にパンを買いに行かせる黒い三年生みたいないやな感じもしたのですが、快く引き受けてくれました。ありがたやありがたや。


と、取り出だしたるは、アスクル購入の黄色いポストイット
「なんで、こんなのが欲しいのかなぁ、と思いながらも、一応、持ってきましたよ〜。はい。」
「あぁ、これこれ、っておい!」とノリツッコミしたくなったのをこらえ、たしかにそれはいわゆるひとつの黄色い付箋であるが、今回の密命で要求した黄付箋は、名こそ同じであるが異なるものであることを、普通に説明してしまいました。
ああ、我ながらつまらないヤツ。


が、この心意気に感じる感情こそが萌えですよ。
(参考)http://guideline.livedoor.biz/archives/50913500.html


こういう萌え視線が向けられている、というのは当人にとっては気持ち悪いことだろうから言うべきではない、と思いつつもこうして書いてしまった。。。


ましてや、当人が、萌えキャラたらんとしている場合はともかく、しごくまっとうでありたい、とふるまう行為そのものが、萌えを醸成する土壌なのだっ!
とか語り始めてしまうこの行為は、どれだけ不気味なのか、という感じである。
ちなみに、この「当人が、萌えキャラたらんとしている」というのは実はもっとも萌えから遠い所にあって、そもそも、萌えとは、、、。。。


もーええっちゅうねん!
(って、オチまで「もえ」か)