裏路地


PSY・Sのエンジェルボイスが聴こえてきそうな裏路地からの景色。
裏路地から高層ビルを眺める景色は、ヒルズ辺りでもかなりくっきりと切り出せるけれども、その景色は999に乗る前に鉄郎が眺めた景色そのもの。


借景、的に過去の、すでに十分すぎるほど用意されている具満タン的DBの中から、その場その場に合ったタグで対象を呼び出す感性は貧しいのだろうか。
それぞれの人は基本的に特別な人間だったりはしないので、それぞれが思いつくことは、ほとんど必ずどこかで誰かが同じように思いついている。
そこに絶望してしまうのではなく、その誰かと同じ思いつきをどんな風に世界に発現させるのか、そのやり方こそがオリジナルということの意味なんだろうなぁ、とか思うのです。