個人的覚書:カラオケ思考(志向)

自分は、音の高さとかよくわからないので、自分から気がつくことはちょっと難しいのですが、だから「愛し愛されて生きるのさ」の出だしがゴダイゴの999のサビの旋律だ、と知った時の驚きはそれなりに大きかったものの、そこに嫌悪感はありませんでした。
すでにオリジナルは出尽くしているから、現代に生きる僕らは組み合わせ方のかっこよさで勝負する、そんなことを信じていたハタチ前後。


時代はめぐって、今や、臆面もなく「そのまま」EXILEがゴダイゴの999を歌っているのをスキー場で聞きました。
もう、サンプリングとかそういうんじゃなくって、まんまカラオケ。
もちろん、当時を知らない人もいるのでしょうから、再生させることに抵抗はありませんが、とても「カラオケ的」だと思いました。


ブログもカラオケだって言われています。
みんなが集まって遊んでいるようなのだけど、その実、一人一人が、他人に耳を傾けずに自分が知っていることを借りて、その上に自分の声を載せるのを、垂れ流す。
時々、合いの手(コメント)が入ったり、合唱(トラバ?)したりはするけれども。