UFOとポストモダン

bookタグを作ればよいのだけど、いまさら感も漂うので、もうnovelタグで行くことにする。
UFOとポストモダン (平凡社新書)
これはすばらしい本でした。
20世紀から今にかけて、僕らがどう世界と相対してきたのかが、ものすごく分かりやすく書かれています。


ポストモダンってよく聞くけど、結局どういうこと?
秩序の失われた世界をスキゾフレニックに生きてて、音楽で言ったらリズムがおかしかったり、好き勝手に合いの手やヤジがとぶ祭りのような感じで、小説で言ったら話の筋とかなかったり、なんかこうしっちゃかめっちゃかなんでしょ?
みたいな感じでも、ちゃんと科研費とって研究されてた筆者に教えてもらえます。


UFOを題材にしてるところ以外は、ほんと教科書まんまっちゃまんまかもですが。。。
UFOに抵抗がない人、いわゆるUFOビリーバー(本気でベントラーベントラーとか言ってる人)でない人にはポストモダン思想入門としてかなりオススメな気がします。