ギアス最終回

どうにも視聴率にはめぐまれなかった作品ですが、僕は結構好きでした。
さすがに最終回の出来もよく、軽く泣くまであったり。
まだ年表と一部のカットでしか公開されていないFSSのアドラー3159から始まる第2部を思わせる展開。
(もちろん作品世界の生みの親自身ではない自分には想像することしかできないわけですが)


それにしても、デスノといいこれといい、00年代の後半にこうした、自分の能力に自身のある謀略で世界を変えて行こうとする主人公の話が生まれたのは、やはり今の世の中の「気分」を反映しているのだと思えます。
いわゆる陰謀論、その発現形態のである嫌米、嫌韓の流れ、一部の経営者が搾取している感覚とも、もちろん無関係ではないと思うわけで。