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アバター

twitterにつぶやいたものを転載しておいてみます。 アバター(3D)を観ました。 紛れもなく現時点でのハリウッド的なものの最高峰だと思うし、これからのスタンダードだと思います。 ストーリーはポカホンタス、キャラ造形はシルヴィス(FSS)、演出的にはFFXを…

時かけおかわり

病床で寝る以外にすることもないので、ぼんやり考えている中、あの話が、真琴の脳内成長物語だと思って読み解いてみたら結構しっくりきたので書いておくことにします。 チアキは真琴のアニムスだと思ってみる。 アニムスは何度でも真琴に少女から女になるこ…

破:私的総括もとい第一印象

序は変奏曲として見事な構成と演出の粋を堪能できたけど、破は、なんだかとっちらかってるなぁ、という印象。 アスカが今の自分にはますますイライラするキャラになってるあたりも無関係ではないのだろうけど。 みやむーの声が聴けると思ってなかったのでそ…

グラン・トリノ

名作の呼び声高く、観てみれば、1000年に1本の名作であった、という人もいるようですが、僕にはそこまででは言えないかな。 と言いつつ、実際、名作ではあります。 世を憂う頑固じじいがその人生のまとめに何を為すのか、を淡々と日常の風景から描いた…

キサラギ

5人芝居。 12人の優しい日本人とかもそうだけど、基本的にシーンが変わらないんだけど、台詞の展開で場の空気がさまざまな色を見せたりするのは脚本の強さなんだと思う。 5人ともいい役者で、実に見応えがありました。 今度、芝居でやるらしいので、タイ…

マンマミーヤ!

有名ミュージカルの映画化、だそう。 有名ミュージカルの映画化と言えばシカゴとか割と成功しているものが多いので、これもその流れなのでしょう。 感情が高ぶると歌いだすようなハイテンションな家庭で育ったせいか、生来ミュージカルが嫌いではない。 (そ…

おくりびと

そろそろ終わってしまう、、、と思いながら調べたら近くでやってたので、アマゾンのお急ぎ便を受け取るや否や家を飛び出した。 自分が剣道に惹かれている点の一つは、袴をさばく時の衣擦れの音というか所作というかだったりするのだけど、この映画で描かれて…

チェ

今日は予定では、朝からペイント弾を打ち合うゲームに参加する予定が誘ってくれた友人が昨晩飲みすぎた所為でお流れ。 それはそれで、と気持ちを切り替えて映画でも観るか、と映画館に。 「チェ 28歳の革命」を観た。 タイトルだけだと、韓流っぽいけどゲバ…

パコと魔法の絵本

この写真のような色彩の奔流。 全体的に「作り物」っぽいのがいい。 芝居にしてもおもしろいよね、と思っていたら、原作はお芝居(たまたまアマゾンのおすすめ作品を眺めてたら出てきて驚いた)らしく、限定された空間(舞台)で話が転がってどこにも行かな…

ギアス最終回

どうにも視聴率にはめぐまれなかった作品ですが、僕は結構好きでした。 さすがに最終回の出来もよく、軽く泣くまであったり。 まだ年表と一部のカットでしか公開されていないFSSのアドラー3159から始まる第2部を思わせる展開。 (もちろん作品世界の生…

スカイクロラ

ビューティフルドリーマから24年。 反復される日常、おわりなき日常は、今、どうなっているのか。 ってことで考え中。

ポニョ

大 傑 作。 もののけで引退するって言ったその後に、傑作連発するって、本当に化け物だなぁ、あのおっさん。 息子がやらかした(というより彼は彼の仕事をしただけだと思うけれども)落とし前は、父たる俺がつけるぜ、みたいな? 生きとし生ける物のみならず…

ザ・マジックアワー

三谷版ニューシネマパラダイス、と言うと言い過ぎだろうか。 映画への愛に満ちあふれた素晴らしい映画でした。 三谷脚本の一番の特徴である「嘘を別の嘘で取り繕うことでドラマを転がす」がうまく機能してたようにも思うし。 役者もみんなうまい(というより…

バーディがいいと思ったら

監督、ノエインの赤根さんかぁ。 オープニングの夏の光線で白くとんでる感じの画づくりとか結構すき。 って、wikipedia調べてたらエスカフローネもこの人なんだ。 つくづく自分と感性の合う監督さんなんだなぁ。。。 最近は、コードギアスも楽しんでます。 O…

インディ

いささか荒唐無稽が過ぎるような気も。。。 ヤングインディは世界史の勉強がてら(3C政策と3B政策の相克とか)最高におもしろかったんだけどなぁ。。。 若手のCG映像作家たちが「こんなん作ってみました!」って持ってきたのをスピルバーグがうまくまとめ…

カンフーパンダ

正直あまり期待していなかったのだけど、超名作。 めちゃめちゃかっこいいし、おもしろいです。 中国の人が、パンダとかクンフーとか中国の宝でメリケンが儲けるのが腹立つので、上映しない、とか言っているそうですが、もったいないと思います。 中国に誇り…

アフタースクール

序盤若干テンポが悪い(引き構図だったりツーショットが多かったりして間延び気味)ような気もしたのですが、乗ってくれば問題なし。(わざと徐々にテンポが上がるように作った感じではないかなぁ。単純に客観的な構図が好きな人なのだろうと推察します。) 楽し…

それでもボクはやってない

お芝居の上手な人の演技は、もうそれだけで楽しめるのでよい感じです。 周防監督の特定の人に肩入れしない感じの客観的な撮り方も好きです。 常に客観的でいたい、という自分の感覚に近いのかもしれません。 客観的すぎると、盗人にも三分の利、みたいなこと…

グリーンマイル

一週間遅れで見ました。 ビデオやDVD、ましてやそのレンタルというものがない時代はともかく、いつでも見るつもりになれば見られるこの時代、テレビで映画が流れるのは映画館にかかる映画の呼び水として、なのですが、ご多分にもれず。 とは言え、タイミング…

ONEPIECE冬に咲く奇跡の桜

冬から春になろうとするこの季節に観られてよかった。 本作は50冊に到達しようとしている原作の中でも屈指の「泣ける」エピソードの一つチョッパーのパーティイン時の物語の再構成版(だから原作とは違いビビはいなくてロビンとフランキーがいる。) 自分な…

魍魎の匣

http://d.hatena.ne.jp/ages/20050718 あれから2年。 関口巽以外は前作と同じキャストで映像化。 本当に素晴らしい映像をたくさん見ることができました。 本当はこの季節に観るなら鉄鼠の檻がいいんですが。 戦後の日本を表現する為に上海ロケが行われてい…

例の二番目の人生の「実写」動画

実世界を模して造られた世界をもう一回こちら側のリソースを使って再構築。 もう何回も裏返ってて(実世界→仮想化世界→実世界)個人的にツボ。 終盤の椅子はちょっと残念(笑) ちなみに「仮想化世界が過疎化」みたいに言われててニヤリとしました。 さて、…

バタフライ・エフェクト

蝶の羽ばたきが台風を引き起こすこともある。 というカオス理論の有名な話題の一つ。 パラレルワールドを行ったり来たりしながら選択肢を次々と切り替えて幸せになったり不幸になったりする選択肢後の世界を体験して、現在の自己を肯定する(受け入れる)と…

ニコニコ組曲

いまさら、かとは思いますが、これはすごいと思うのです。 いや、僕も元ネタをそこまではわからないんですが。 (ファミコンを買ってもらえなかった僕はロックマンは未見だし、アップトゥデートなものはあまり追えていないし。もしかすると、アップトゥデー…

ケロバイン

今回のケロロはすばらしかった。 今回の侵略は、いままでのケロンのペコポン侵略の中でも屈指。 ロボボによる、人間と機械の融合光線。 これまでの侵略は、そもそも、ほとんどが「日向家を困らせる」程度だったのが、今回は結構広範囲が困ったことに。 しか…

人を怒らせる方法

これはおもしろい。 ついにテレ東で放送も始まったそうですね。 http://www.tv-tokyo.co.jp/angry/ 自分もうっかり、やっちゃってないか、要チェック。

ヱの序

オタクの嗜み(?)として公開初日がせっかく土曜なこともあって、観に行っておきました。 が、 1.夏休み最終日(という表現は正確ではないけれども) 2.映画ファン感謝デー 3.公開初日 3.の理由はわかりませんが、1.2.の理由で混雑には十分。 …

今日の摂取コンテンツ

EVIL HEART1−3巻(SFでなしにデビルマンをやってる感じというか。絵の構図の見事さも含め、ものすごい作品です。4巻も読まな) リセット(筒井哲也は出るべくして出てきた新人なように思いますが、こういうテーマは人気があるんでしょうね) フルメタル…

BABEL

すごくよくできた映画。 荒涼とした砂漠から始まり、東京バビロンで締め。 その途中のあらゆるシーンに釘付け。 「言葉」の氾濫している新宿の看板シーンなども効果的にインサートされつつ、あらゆるレベルのあらゆるコミュニケーションのズレというか異文化…

大日本人

ウルトラマンが戦後のアメリカ志向の究極の顕れだということに気付かせてくれたのが最高。 無恥蒙昧な日本人を助けてくれる光の巨人。 よく考えたらまんまだ。 ネタ振りがちょっと長いような気がしなくもないけど、普通に映画としておもしろかったりもするか…