同僚の強い意志

うちの部門では月に一度、一般的には何と呼ぶのかわからないけれども、事業進捗報告会のような会が開催されます。
その会の終了後、参加者は、アンケートへの回答が義務付けられています。
発信がどのように届いているかを測定しようという意思は大変真っ当だと思うのですが、残念ながら立場が対等でない場合に真実の声を聞くことは難しい。
家臣を文字通り、首にする権力(それが組織から与えられたものであっても)を持つ殿の気分を害するかも知れない発言をすることは実に勇気のいる行為だと思います。
しかも、このアンケートが、誰それはこのように答えてくれた、と無邪気に公開されるに至ってはなおさら。


同僚は力強く「絶対に発言の評価はしない。そして、ひたすらに感謝を伝える。教えていただきありがとうございます。アンケートで発言する機会をいただきありがとうございます。(自分に給料を支払っていただきありがとうございます。)」を旨としていることを教えてくれました。


このあたりの距離感、一般的にはどのように解決しているのでしょうね。