題名のない独り言〜今日のニュースから

脳死が人の死と認められることで、国内でも臓器移植への道が開かれたというようなニュースが報道されています。
一定の要請があるからこそ、検討され法が整備されているわけだとは思います。
僕には人の死に対して何かを言っていいだけの見識なんてそもそもないし、何かを思うための経験もあまりにも不足しているように思うのだけど、このニュースは怖いのです。
自分のたいせつな人の臓器が駄目になって、そこだけが問題で明日を知れぬ時に「どこかで誰かが死ぬ」ことを祈ってしまうかもしれないそのことが。

もちろん、宝くじが当たることを願うことは、他のすべての購入者が外れることを願うことだ、ということはわかっているのですが。
やっぱり、同列に語っちゃだめ、という感覚があるのかもしれません。

そもそもこんなことを考え、こういうところで言えてしまう、ということじたいが、他人事だから、ということもあるのだと思います。。。
例えば、自身のフォアグラが火を吹いた時（そうならないようにがんばって内蔵を痩せさせなきゃなりませんが）に？

こうした話は、やっぱりすでに扱われていたりもするのですけれども。

写真は先輩の結婚式でもらった花の現状、、、実に官能的な香りを発しています。