放課後にゴルフ練習場に行ってみたの巻


仕事上がりを放課後と表現するのはなんとも学生気分が抜けていない感じでみっともないようにも思うのだけど、その表現が一方で適切なようにも思うのでそのまま行こう。
近隣のゴルフ打ちっぱなし練習場が23時まで開いていることがわかったので、日々、運動不足を文字通り脾肉の嘆な感じに嘆いている同僚と連れ立って行ってみた。
同僚的には共通の趣味がない奥さんとの共通の趣味にできるかもしれないという希望めいたものがゴルフに駆り立てる要因の一つであったとのこと。
それもあってか、元々ゴルフの姿勢が身体に合っていたのか、結果、彼には大変好ましい体験となったよう。
ゴルフをやってみた人の感想には「止まっている球になぜ当たらん!当てられん!」という嘆息が多いように思うのだけど、彼は初めてグラブを持ったにも関わらず割と気持ちよさそうに当てていた。
当たった時の気持ちよさは、もちろん他のあらゆる「当たった」快感同様に快感なので、なかば病み付きになった様子。
自分は、右手中指の皮がちょっと剥けた(なぜそこが?左手の指の爪がえぐったように思うのだけど、そもそも握り方がおかしい?)くらいだけど、まぁこれまで通りに楽しめた(飛距離はないけど)感じ。
なにより仕事上がりにちょっと寄って運動する感覚は、よかった。
惜しむらくはゴルフをやりたい女の子はたくさんいるものの、誘ったところで自分たちの方が下手だったりする上に、所詮練習場なので、ひたすら打つだけで、ボーリングのように一喜一憂のゲーム性に欠けるところかなぁ。