τになるまで待って

読了。
ミステリ(なのか?)なので、ネタバレにならないように気をつけねばなりませんが。


工学っていいな、と思いました。
日曜工具店に行っても、おそらく視点が違うことでしょう。
ジグソー、旋盤、溶接機、そういういわゆる工具の数々を無理なく使えると非常に人生が楽しいでしょうね。
あああ、物語との関連は深くは考えませぬように。


基本的にキャラ萌え(と思わない人も多いようですが)ライトノベルですよ。
それがおもしろいのですけれども。
「今回のケースは、状況と関わらないことで真実が見えるというよい例だ」
的な会話のやり取りが楽しくて。
もうね。


「そもそも、楽しい、ということは君にとってどういう状態なんだい?」
って犀川先生に言われそうですが。