何がその人をその人たらしめるのか(考え中)

ここのところの親友との会話などを踏まえて。
・記憶
・行動様式(アルゴリズム
・意志(欲望)
人格というものは、この3点のサブセットによって構成されているのかな、と思う。
(気になるのは、行動様式と意志とは分けて考えた方がいいのか実は同じものなのか問題。)


その意味で、プログラム自動生成ロボットプログラム
は人格を持つ、と言っていいのかも知れない。


今の社会において「人格」を持つと認めにくいが持つとしないと具合が悪いので便宜上持つことにしている存在として「法人」というものもある。


話がそれるが、派生して。
上記において、共に過ごす時間の長い夫婦や、幼児期の兄弟などは「記憶」をかなりの割合で共有している場合が多い。
また、行動様式は、各人格内で修正が可能だったり、他人格から影響を受けてその行動様式がうつる(コピーされる)こともある。
そう思うといわゆるアイデンティティというものは意志であると考えるのが妥当なんだろうか。


人格を定義する必要があるのは「責任」の問題でしかない。
誤解を恐れずに言うと、空想上の(近い状態のものはあるかも)全体主義国家などは、人数が何人いようと、人格としては一つ、なのだろう。
「罪を憎んで人を憎まず」というのはあれはなんだろうね。


この辺の話は、たぶん、身体論なんかとも不可分。


たとえばこうして書いているばらばらとした思考は、
自分だけのオリジナルということでもきっとなくて自分が過去に得た経験と行動様式から紡ぎだされているものであったりもする。


ちゃんと先達の議論を踏まえていないので、非常に散漫な言葉になってしまっていますが。