mixiミュージック始めてみた

mixiからDLできるツールでiTunesで聴いた曲の履歴をじゃんじゃん転送して晒し上げてくれるツール。
広告をより効果的に打てるようになるのは自明。
効率のよい広告は、打ち手側にとってよいものであるのはもちろん受け手側にとっても、自分にぴったりの商品を紹介されるのはとてもありがたいことなわけです。
自分で探す手間がはぶけますからね。
旅行に行った場所を記録すれば、次はこんなところにどう?
とか
あの本がおもしろかった、と言えば、次はこういう本もどう?
とか
料理、服、まー、なんにでも応用は効きます。
TSUTAYA頭文字Dをレンタルしまくっていた赤いスカイライン乗りの先輩(女性)にパーツ屋からのDMが届きまくっていたエピソードは自分の中で印象的。


そうした意味で、かつてもっともそういう顧客の行動情報をつかんでいたのは、カード会社だったりNTTだったりしていたのだと思います。


が、昨今の個人情報保護法※の兼ね合いですべての人の情報を勝手に使えなくなってそういうことがしづらくなったのは残念だったりもしますが、一方で、客側から主体的に自分の好みを伝えるツールが生まれつつあるのはよい流れ。


※今までは、エロビデオ借りまくっていたお父さんの家に桃色のDMとか届く悲劇が起きていたかもしれない、と思うと、発想自体はけして悪いものとも思わないのですが、導入したての苛烈さにみんなつかれている感じ?濁れる田沼が懐かしい(笑)


nanacoなんかの電子マネーのメリットの一つは購買活動情報の蓄積だったりして、この流れは随所に。


監視社会のこと、結構みんな嫌いじゃないんじゃん(笑)とか。
監視社会化を嫌う方向性というのは、みんな結構、赤信号とか渡っててそれを咎められるのがいやなのでしょうか。
(前述の桃色関連とか)
一人暮らしかどうかとか、他人の目を気にするかどうかとか、恥ずかしい過去があるとか、特殊な性癖を持っているとか、印象操作上の情報の出し入れとか、いろいろな加減がありますが、後ろ暗さ(そんなネガティブな表現を使わずとも、オープンにする必要のない情報ってことですね)は誰にでもあるものかと思いますので、その調整ができる機能(mixiミュージックで言えば、聴いても聴かなかったことにできる機能)とセットでこうした仕組みが普及していくといいし、自分でもなんか思いついて実行できるといいなぁ、と思うのです。