最近、エンタに出ている禅という二人組がおもしろい。
作務衣を着た二人組が、スタンツ的な芝居を見せてくれます。
「新幹線で排便中に大便器の底が抜ける」という異常な世界を作務衣姿でありありとみせてくれる表現力は素晴らしい。
大道具、小道具、衣装に金をかける大掛かりな芝居にも面白いものはあるのでしょうが、自分にはこのぐらい抽象的な方が楽しめるような気がします。
「足りない部分は妄想でカバー」精神。(笑)


多くのラノベが問題提起している「物語についてる挿絵はなんなの」論争みたいな感もありますが。
いや、もちろん、相乗効果もあるんですよ。
映画になりますがコッポラのドラキュラとかあのアカデミー受賞の衣装とかあってより一層輝きを増したりしている例はいくらでもあるでしょうから。
(映画だとさすがに主役が全身タイツで副主人公が大根に布巻いたやつで、ライバルが汚れた水槽とかだといろいろまずそうですものね。といいつつ、書いてみたら、いっそ、なんかすごくおもしろそうな映画になりそうな気もします。)


このエントリー。artタグか、っていうと微妙ですが。