夢へのフィジカルフィードバック

小中学生の妄想みたいで恥ずかしいのですが、ちょっとおもしろい感覚を体験したので遺してみます。
夢を見ていました。
僕は、チャーミングな女性と歩いていました。
と、その女性が、こちらに、しなだれかかってきました。
頭を左に傾け、僕の頭の右側にくっつけてきたのです。
頭の右側に確かに彼女の実感、、、
なんてあるはずない!


途端に覚醒。
目の前の景色(どこかの桜並木だったような)もその女性も姿をかき消してしまいました。
あぁ、今のは夢だったんだ。
という圧倒的な実感となんとも言えない喪失感。
しかし、覚醒した感覚の中なお残る頭の右側に感じる彼女の頭部の感覚。。。
あぁ、枕だ。。。


頭の右側の触覚が感じていた圧力を、脳が適当にでっち上げで知覚させてたんですね。
よくできてるなぁ。脳。


寝てる人の適当なところを押してあげると起きた後で、なんかそれにまつわる夢を見た、なんて聞くこともありますよね。
ほら初夢の時に枕の下に宝船の絵を描いたのを敷いたり。(それは違う)


実在しない対象に感情を注ぐ感じは、バンプダンデライオンの歌詞※を思い起こさせます。
なんというか、、、だめ〜な感じですね。ええ。弁解不能


※ライオンが自身によく似た存在に出会い守ろうといろいろ頑張るのですが、その存在はいつも静かにうなずくだけ。最後、ライオンは命をかけてその存在を嵐から守るのだけど、その存在は同じ眷族たるライオンではなくタンポポだった、という歌詞。