桶狭間戦記

先の大河で今川義元がものすごくかっこよく描かれていたりしたことも手伝って、自分の中で義元かっこいいビジョンが強くなってきていたのでこの漫画になんとなく心惹かれて入手。
信長が主役だとその対比で義元はカッコ悪く描かれがちだけど、そんなのが海道一の弓取りとか言われるわけないですよね。
世間に広く知られている像とは違う解釈で歴史を再構築してみせるのが歴史フィクションのおもしろいところだと思っています。
その意味では椎名さんのミスターうんぬんにはがっかりさせられました。信長がキレキャラで、秀吉が機転の利くやつで、って普通じゃん！（風呂屋もやばかったけど今回はアニメ化までされるほどに復活して本当によかった。百貨店時代からのファンとしてはうれしい限り）
だからと言ってなにもかも「陸奥」がからんでいる！という某修羅みたいになっても微妙だったりしますが。。。
（２〜４巻は今でも脳内殿堂入りするほどの名作なんですけどね）
その意味で、この桶狭間戦記の本伝であるセンゴクもおもしろそうなので、きっと読むことになるでしょう。