くさお恐怖〜最臭兵器的なプロブレム

課会の時「どうして隣に座らないのか」と先輩に悲しまれました。
僕は、剣道をやっていたせいか、自分が悪臭を発しているのでは?という怖れによく囚われてしまい、他人の近くに自分を置くのが申し訳ないと思うのです。
それを話すと、その考えは異常であると指摘されたのですが。
いつも汗でずぶ濡れで出勤しているので、あながち妄想でもないかもしれません。


自身のパーソナルスペースの広さは、こんなところとも関係しているような。


人間は生物なのだから、タンパク質が臭ったり、身体を培地として繁栄している細菌の発酵とかで、臭うのが当たり前。と考えるか。
臭いなんてお互い様。自分もあなたもみんな臭いのよん。と開き直るか。
自分から悪臭が漂うなんて許せない!別の香しい臭いで上書きしてみせる!と香水をつけるか。
最後の選択肢は、僕は8〜9割の香水をつけている人が嫌いなので残り1割に入るとも思えず、ありえませんが。
(残り1〜2割の臭いは、果てしなく芳しく幸福な気分になれます。)


結局、臭いは差分なので、各々の家の臭いなんてものは、住んでいる人には分からない、なんてこともあります。
気にしてもどうにもならないことなのかもしれません。


結局、呼吸器が弱い割に(だから?)臭いに敏感すぎるのです。
軽い神経症ですね。


でも、虫歯のある人の口臭とか、昨晩風呂に入ってない感じの髪の毛の臭いとか、部屋干しトップとか使わずに室内で干した洗濯物のにおいとか、安物のファンデの臭いを身にまとっている人にはちょっと、困る。。。かな。
牛乳を吹いた雑巾のにおいとかが自分からしていないことを祈るばかりです。


雨上がりのアスファルトのにおいとか、炎天下の夏草を吹き抜ける風のにおいとかは、郷愁を帯びた好きな臭い。
(実は、防具の藍染めの藍のにおいは結構好き)