音がもたらすリアリティ>光がもたらすリアリティ

雷の存在をありありと実感するタイミング、というのは、少なくとも僕の場合には、ピカッと光るタイミングではなく、その後から響くゴゴゴゴゴの音が聞こえるタイミングだ。
今晩は、どこか近隣で花火大会があったらしく、ヒュードドンッ。パラパラパラ。と音が聞こえる。
買い物ついでにちょっと歩いてみたけど、花火の頭すら見えない。
でも、音で花火の存在をありありと実感できたわけだ。


踏切の遮断機。
あれ、カンカンカンという音とライトの点滅のタイミングがずれている(からアラートになっているのではないかと思う)のだけど、音のリズムの方が実在感を強く感じさせる。


音を消して画面だけで映画を見るのと、映画の音だけ録音※して味わうのとでは、圧倒的に後者の方がおもしろい。
まぁ、ラジオドラマそのものだ。


※小中学生の僕は、テレビやビデオを見ると怒られたので、逆襲のシャアの音だけ録音して何度も聞き直していたので、リマスターされた最近の逆シャアを見た時に違和感を感じた、というのはまた別のお話。(笑)