暗闇で蒸される

最近の僕はすっかり迷子です。
ふらふらふらふらしています。
今までの経験から自動化した動きに身を任せてしまっているような気がします。


それもあって、この日、縁あってネイティブアメリカン伝来のスチームサウナにみんなでこもる儀式に参加させてもらいました。
暗闇に降りて行って自分の心のネットワークの壊れた部分を修復する、というのが観念の部分での現象。
フィジカルな部分では「暗い」「低酸素状態」の「蒸し暑い」環境である意味過去の例えばシッダルタが経たすべての快楽を体験しすべての苦痛を体験したその果て、にたどり着かせるような方法論。


スチームサウナの熱を産み出すために石を焼くんですが、その石を熱するのは杉の薪。
この薪割り※が純粋に楽しかったりもしました。
※自分が剣道をかじっているのも影響しているのでしょう。そういえば剣豪はよく薪割り修行をしていますね。木の筋を見て、そこに合わせてまっすぐに振り下ろすと割れる、というのは確かにいい修行なように思います。