今日のミニ旅行

景気対策、ということで、高速道路の料金の上限が1000円になりましたが、高速*1に乗って行くところなんてない、、、という方もいるかも知れません。
一方でどうせ人が多くて、高速道路じゃなくて低速道路になってるんでしょ、と思う方もいることでしょう。(僕がなによりそうです)
初日に早速、幸運にもノー渋滞で行ってきた自分のプランを晒してみます。
(常になく長文で恐縮です)


◆カラフルなところに行く。
春は花がたくさん咲く時期です。景色*2に彩りを添えてくれ、見慣れた景色すらちょっと華やかに見えたりして楽しいものです。
花の色がとか言ったら、春しか楽しめないじゃん、ということになりますが、冬でも雪景色や、夏独特の時間が止まっているかのような熱を帯びた光線や、秋の紅葉や、いくらでも見るべき景色は探せるように思います。
でもまぁ、今は幸いにして春。
方々で満開(ブリーチで言うと卍解)の花が「虫さんうちんとこから花粉持っていきんさいや!」と全力です。
とは言え、一定量集まってないと、やっぱり景色を変えるほどの力にはなりません。
世界に一つだけの花がポツンとあるだけではどんなに珍しい花でも、中々見つけられません><。
同じ種類の花が集まって咲いて、数打ちゃ一つか二つはいけるだろ作戦を展開している花集団が狙い目です。

まぁ、自然にそうなっているのではなくて花壇にそういう風に植えているのもあったりしますが、養殖ものを悪いことのように言うのは残念な気がします。


というのが先週。
今日も、なんか季節ならではのがあるんじゃないかな、そんな感じに行き先を探して見つけた、光を反射して黄金色に輝くというヒカリモの群生地にも行ってみました。

実に幻想的で不思議な光景。
駐車スペースは2〜3台程度のこじんまりとしたところなのですが、割と看板は張り切ってます。

でも通りがかる人は総スルー。
これだけを目的にするには、ちょっと時間を持て余しそうだからかな。。。
近くのマザー牧場とか鋸山とかとくっつけると楽しいんじゃないかと思いました。


◆「ならでは飯」を食べる。
旅先ではやっぱりその場所でしか食べられないものが食べたいです。
徹底した品質管理技術の賜物である全店舗で同じ品質の料理を旅先で食べるのは、旅先の料理の舌の合わなさに絶望してからで十分。
そんなわけでヒカリモの群生している黄金井戸と同じ町のご当地ラーメンであるところの竹岡ラーメンを食べることにしました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%B2%A1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3
一人だと並んでてもちょっと空いたところに座らせてもらえて回転が早くてよかったです。

おばちゃん6人の総力戦で美味しく作っていただきました。


あとはなんだか無性に疲れを感じて1時間ほど休憩をとった市原サービスエリアでの自家製粗挽きウインナーが美味しく。


余談になりますが、大手チェーンだと利益が従業員に還元されるまでインターバルがあるように思いますが、こうした落としたお金がそこで働いている人のお財布をそのまま潤す感じのところでお金を使うと、景気循環がよりよくなるんじゃないかなというような気はします。
地産地消、というとまたちょっと話がズレるのでしょうけど。


◆時間はズラす。
朝10時頃、アクアラインは普通に流れていました。
海ほたるは満車でしたけど、入らなければ無問題。
その後の館山自動車道もガラガラ。
千葉から錦糸町までも14〜15時頃は、普通に流れてました。
みんな現地でギリギリ日が暮れるまで遊んで帰るってことかな〜。
場所によったら渋滞してたみたいですが。


◆来し方行く末を感じられるところに行く。
どんな場所だって、昨日突然この世界にできたわけではない*3ので、あらゆる場所で来し方行く末に思いを馳せることは可能だと思いますが、やっぱりそれなりにトリガーになるものがある方が思いを馳せやすいのは馳せやすいことかと。
先週の足利学校は、大勢が集まってにぎやかであったであろう来し方に思いを馳せる場所。
で、今日行ったのは大勢が集まってにぎやかになるであろう行く末に思いを馳せる場所。
第2東京タワー=スカイツリーの建築現場です。

劇場版パトレイバーのシーンを思い出します。
東京湾を埋め立てるバビロンプロジェクトは現実になりませんでしたが、町は日々変化し続けている、という事実をものすごく明示的に感じられる場所。


とまぁ、そんな感じにふらふらしてきたら、結構疲れちゃったかも。
この日記がみなさんのミニ旅行計画の、そして景気回復の一助になれば幸いです。
関東圏在住でなくても参考にできる感じにお伝えできてるとよいのですが。

*1:携帯電話を「携帯」と省略することに違和感を感じたこともありましたが、高速道路を「高速」と省略するのも今にして思えば違和感があることに気がつきました。

*2:そもそも「景色」と色という言葉がわざわざついているのは興味深いですが、これはきっと順序が違うんでしょう。色彩という意味の色ではなく、variousの意味の色かな。

*3:「僕らが目にするあらゆる世界は一人ひとりが目にした瞬間に創造されている」と考えることはおもしろいのですが、それはともかく。