打上飲会

この4月に無事カットオーバーしたシステムもGWを経てようやく安定の気配を漂わせてきたこの時期、ということで打ち上げパーティが開催されました。
僕はここのところやや業務が立て込んでいたこともあって、19時まで退社デーでみなさんが次々とフロアから退室して会場に向かう中、遅刻での参加となりました。
遅刻して行くと貸切の店内で同僚たちが集まっている中、なぜか自分は偉いみなさんの接待席。
男芸者レベルはそんなに低くないと思うので、まぁいいんですが(自分がおかしなことを言ってまわりの人の笑顔が見られるのは嬉しいことでもありますし)やっぱりリラックスはしきれません。


そんな中、先輩が、僕独特の言い回しやたとえや発想のことが好きだ、というありがたい話に展開したのですが、まぁその方はこう言っては申し訳ないのですが、本当に真面目で硬い思考をされる方なので、評価してくださるのかも知れません。
しかし、こうした株価の高値はバブルにしか思えず、なにかの拍子に暴落してしまう時のことを思うと心配でなりません。
実態はどうあれ、人は「好意が裏切られた」と感じた際には「かわいさ余って憎さ百倍」状態になってしまうものですから。
「その時」がこないように誠実に過ごしていかねばと思う日々ですが「裏切られた」と感じる時は「自分の好意が相手に届かない」と感じる時にも発生するので、そこに応えることができない感じがある時にはいよいよ心配で怖ろしい心持ちになるのです。
ゲラなお客さんを前にネタを披露しても自分のネタが磨かれることもありませんし、やっぱり僕が話すことをきっかけに、その人自身の中に生じたことを僕に教えてくれる相手と僕は話をしたい、と思うのです。
ただにっこりとほほ笑まれるだけではわかりませんし、カリカリイライラされてもやっぱりわからないのです。


事前には、先輩と一緒に、二度とこんな飲み会を開こうと思わなくなるほどトラウマな飲み会になることを怖れていたのですが、結果的に楽しい会になってよかったです。
敬愛する上司の面目も立つことでしょう。
いや、僕は、そもそも打ち上げって苦労したみんながうまく行ってよかったね!と集まって楽しくやって互いに承認し合うことでこれからもがんばって行こうというエネルギーを充填しなおすものだと思うのですが、偉い人を呼んで今回の難しい企画が無事リリースしました、ご支援ありがとうございました、部下もこんなにあなた様を慕って集まっております、という会にしたがる軍人気質を感じ取った人たちを中心に出席率が微妙に悪く、偉い人が来るのに参加しないなんて失礼!近所のスペイン料理やさんの定休日なのを人数多いからって言って開けてもらって貸切でやるのに!という目を覆うような気持ちのすれ違いが生じてる気配を感じていたりしていたので。。。
感謝や承認を形にする際、多く「パーティ」という形を取る事例は多いですが、そうしたイベントが、その思いを参加者すべてが納得できる形に作りあがっているケースには、なかなかお目にかかれないのは残念なことかも知れません。(自身幹事会の一員である先輩の二次会はそういう会にできるといいのだけど)


いろいろあって翌日は早め出社(といいつつ全然早くねぇ、、、OIL(=orzに似てるよね)ということも多いのだけど)。