所有しないパラダイス

時代がもはや所有することを必要としなくなってきている
ということを僕は同級生が「本もCDも全部捨てる。読んだり聴きたくなったりすればそれはその場でレンタルするなりネットで探すなりできるのが理想的なのである」というようなことを言い出した高校生の頃に、なるほどと思いながらも、所有することからまったく自由ではいられていない。
(実に余談だが、こんな主語と述語の離れた悪文を我ながらよく書けるものだ。。。)


某差し押さえの札の貼られたつぼの問題を見るにつけ、
所有しない
ということは圧倒的なアドバンテージなのだと気づく。


よく守るものができると人は変わるよ
なんてことが言われる。
それが家庭であろうと、財産であろうと、なんであろうと。


失うことを恐れるものがあると、それが制約条件になって採択できるオプション(選択肢)が減る。


今もって、コンテンツを所有できる権利に対価をもらっているような発想だと(あと15年は平気かも知れないけど)立ち行かないことが見えている。
やれやれ。