踏切の光と音

高校生の時に知ってものすごい衝撃を受けたのだけど
遮断機が下りている時の踏切、光と音とはずれています。
カンカンカンと鳴っているタイミングであの赤い光が点滅しているものと疑っていなかったのですが、実際にはずれています。
車のウインカーなど音と光は一致しているもの、という思い込みみたいなものがあるのでしょうね。
(そもそも視覚と聴覚がずれているというのは、あまり普通の暮らしの中にはないものだと思います。自然界では雷鳴ぐらい?)


これが結構な落ち着かなさをもたらします。
あえてずらすことで「警報機」としての機能を高めているのかな〜なんて思ったりします。
ずらしすぎると完全に別モノとして処理されるでしょうから、一見一致しているのにちょっとずれているから気持ち悪くて注意が喚起される、というギリギリの設計になっているのではないか、と思います。
(ここで、きちんとした裏付けなしに話をしがちなのが悪い癖だと思うのですが、悪癖を悪癖と知りつつ改善しようとしないのは改善しなくてもいいと楽観的に思いすぎているからだろうと思われ、一方いつかそれではどうにもならなくなる時が来るのだろう、と予測されたりもします。
黒船が来るのを待っていてはいけませんね。)


実は同時にスイッチしてるのにライトの立ち上がり立ち下がり(変わった言葉ですが)が鈍いのでそうなっている、のかも知れませんね。
オンオフの周期は同期しているわけなので(そうしないといつかピッタリ合うタイミングが必ず来る)。


とあるライブでドラムのつくるリズムとライトの明滅のタイミングとがあっているようなあっていないような感じを観て、なんとなくそんなことを思ったのです。
音を拾って機械的にコントロールするのは難しそうだよな、と思うとえ!?人が操作してんの?とかいろいろ考えてしまいました。ライトをプログラムするには音側が一定ではないでしょうし。