スパゲティをパスタというようになった訳を愚考する

そもそもは、スパゲッティと発音していたように思うのです。
が、どうしても発音できず「スパゲテー」となってしまう。
だいたいが、日本語には「てぃ」の音が無いので、発音できない人には見当もつかない音であるに違いない。
ある時、えらい人が「君きみ、そのメニューに載っている本日のスパゲテーをくれたまえ」って言ったことに「いやですよお客さん。スパゲテーじゃなくってスパゲティですったら。やんだもう。」って言われてムキー!となったのだと思います。
「このわしに恥をかかせおってぇ〜」と発音しやすいパスタになったに決まっています。


実際はパスタは小麦粉をこねた食べ物の総称で、パスタの中でも、特に紐状のあれをスパゲッティと呼ぶ、なんてところまで押さえておくといいですね。ベン図を書くとわかりやすいですね。
スパゲッティ⊂パスタです。
ここ、テストで出ますよ!


スパゲッティをパスタと呼ぶようになった話は出鱈目ですが、言葉が言葉として定着するには、言い易さ、使いやすさが重要な要素であるだろう、という含蓄のあるエントリに図らずもなっていることにちょっとした嬉しさを感じます。