language

磨滅する言葉たち

比喩表現は最初は物事をそれとこれとは確かに似ている!という新鮮な驚きとともに迎え入れられ、聞く人の心を一定量動かします。 しかし、同じ比喩が繰り返されるとそれはもう比喩としてというよりは何の驚きもないただそれを指し示す言葉として機能し始めま…

「〜じゃね?」のアクセントが不快

気がつくと、多くの人がものすごくナチュラルにつかってね? ってか、やばくね? ビデオとか、ビにアクセント置いてるヤツもういなくね? もしかしたら昔は、うどんもうにアクセントがあったりしてね? 語尾の「ね?」の音、ぶっちゃけ相手を挑発する時の音…

safari

無知で恥ずかしいですが、スワヒリ語で「旅」の意味だそうで。 であれば、某explorerとまさしく同じ意味の名前なんですね。 コンパス片手に電脳世界を渉猟するイメージはぴったりと言えばぴったり。 んじゃクロームはどういう意味なんすかね。。。

馬鹿考

先日、奈良に行った際に友人から聞いたのですが、鹿は家畜にならないのだそうです。 たしかに、非常に古くから身近な動物な割に、鹿牧場の話は聞いたことがありません。 鹿肉を食べる話もあまりなければ、鹿を乗り物にしたり、鹿に重い荷物を引かせたり、と…

今日吐いた嘘語源

ヘルニアってのは、地獄(ヘル)が近く(ニア)に感じられるほど苦しいから、つけられた名前らしいよ。 。。。。。。 どうやら、そもそも「ル」は「r」らしいのでこれはまったくの出鱈目です! 苦しまれている当事者の皆様は、そもそも病名なんてどうでもい…

接尾辞domとage

職場ではルー的英会話が日常的。 「鼻を噛むティッシュを所望」と言われた際「お好きにどうぞ!」の局面でなんとなく自分が「フリーダム!」と叫んでしまってから、フリーダムってのはフリーなキングダム、つまり、自由な国なん?なんて思ってたら、英語の得…

相対的な形容詞

「硬いこと言うなよ〜」と言う時、言われる時、ある行為が「硬い」のか「硬くない」のかは何によって決まるのかなぁ。 「暑い」という言葉は、昨日と比べて暑い場合、住んでいた場所に比べて暑い場合、自身の体温と比べて暑い場合、、、とあると思うのだけど…

「このはしわたるべからず」の話はいつ作られたのか考えてみる

一休さんの頓知として有名な「このはしわたるべからず」という制約条件に対して真ん中を歩けばよい、というソリューション。 ってかこんなコンサルタントに依頼した会社は迷走しそう(笑) 橋が落ちて川に落ちても知りませんよ。 さて、この頓知。 橋と端が…

ファッ○ン

英語の映画を観ていると、セリフの合間にいちいち「ファッ○ン」を挟むような人に出会うことがあります。 リズムが取りやすいんでしょうねぇ。 借金して 百均行って 発禁なった 雑菌みんな 殺菌しちゃう 白金でつくった パッキン買ったYO! みたいなのを好…

ブーバ・キキ効果

この図のどちらかが「ブーバ」という名でもう一方は「キキ」という名がつけられています。 どちらがどちらだと思いますか? この質問の答えは、ほぼみんな(98%程度らしい)同じなのだそう。 母語がなんであっても同様の結果らしいというのはおもしろいで…

エスペラント

友人が、小学生の頃、ザメンホフから転じて「ザメ」というあだ名をつけられていたことを知った。 ザメンホフと言えば、エスペラント語を作った人。 バベルの塔を作ったことで神から与えられた罰に敢然と立ち向かった勇者。 現状を見ると、その夢は夢は残念な…

@。 今でこそ電子メールの普及で当たり前に使われるようになったアットマーク。 「ピピン@」なんてのもありましたね。 単価を示す時に「@100円」なんて見かけたり自分でも書いたりしますが、ありゃなんだろ?と思ったのがきっかけで「アットマーク」を…

スパゲティをパスタというようになった訳を愚考する

そもそもは、スパゲッティと発音していたように思うのです。 が、どうしても発音できず「スパゲテー」となってしまう。 だいたいが、日本語には「てぃ」の音が無いので、発音できない人には見当もつかない音であるに違いない。 ある時、えらい人が「君きみ、…

糞話

久々の言語タグ。 ベビーシッターって発音悪い人が発音すると、赤ちゃんウン○マンみたいな感じに聞こえる!? という話をしたら「かつて本邦の総理であった竹下さんは、take sh*t!みたいに聞こえたらしくて、、、」と教えてもらいました。 ありゃま〜。 しか…

ダジャレ・ヌーヴォー

タタール人が祟る (ああ、みんなが怒りで、ブラウザを閉じる様が見える。。。) タタラ場と祟りって何か関係あったんですかね。 ありそうですね。 ダジャレといえば、最近知ったここ。 http://www.dajare-sketch.com/ こんな父娘になりたい。。。 (道のり…

語呂合わせにはよい日

合格の日 工具の日 虚空の日 呼吸の日 コックの日 悟空の日 ゴッグの日 ゴングの日 そして 語句の日(ギリギリおちたかっ?いやおちてない気がっ。)

パックス・・・

パックス・ジャボニカ パックス・ブリタニカ パックス・タタリカ パックス・イスラミカ 〜カという形容詞は蛮族というか辺境というかが世界を手中に収めちゃったね。 という雰囲気。 一方 パックス・ロマーナ パックス・アメリカーナ のように 〜ナという形…

挨拶に敬意をこめる

どんな時間であっても 「おはようございます」 と挨拶をする人たちがいる。 たとえばテレビ業界なんかがその代表例として知られていたりして、 なるほどああした業界は朝も夜もないのだろうから、いつだって「おはようございます」というのだな、と理解して…

似てるのに真反対な言葉

I miss you. I 無視 you.

なんと呼ぶか

賢い友人のつぶやきにいたく感銘を受け、誰かを呼ぶ時に君付けだったりさん付けだったり呼び捨てだったりする登場人物間の距離感、は他言語ではいかなる感じに表現されるのだろうかなんて思ったりした。 モンテ・クリスト伯、って「キリスト山伯爵」だよなぁ…

もじとーとのしーてきなかんけー(文字と音の恣意的な関係)

http://guideline.livedoor.biz/archives/50800902.html うぇっうぇっ。 ↑大笑いしました。 といいつつ、話している言葉の音をどう文字に落とすか、という話でもあり。 ちょうちょう ちやうちやう てふてふ などは、その時その時で、どの文字をその音に充て…

外国の名をどう表記するか

今回優勝したチームを現地発音に近い発音で表記するようになったのはいまさらながらいいことだと思う。 僕が子どもの頃だったらきっと英語読みでインターナショナルって呼ばれてたと思う。 四半世紀で結構、そういうところは変わるんだなぁ、とか。 (脱英語…

モシレチク・コタヌチク

アイヌの魔神らしいです。 最近、大神をコンプリートしてアイヌな語感がなんだかすごく心に響く。 あぁ、そういえば アイヌモシリ カムイコタン って言葉があったなぁ。 モシリやコタンはきっと土地とか国とかそういう意味なんだろうなぁ、って思った。 言語…

意外と

「意外」を多用する人は意外に多い。 そう感じる人は意外と少ないのではないか。 もう、破綻してるわ、こりゃ。 こういう壊れ方、というか、言葉の意味を台無しにする感じは結構好きなんです。

英語交じりの語り

某カントリーのプライムミニスターのドクトリンにイングリッシュがミックスしすぎてることがフェイマスなようですが、 そういうシチュエーションがレコグナイズされていることはshit show(あら、お下品) に耐えない。

しまった!

しまった! って敬語で言うと しまりました! でいいんだろうか。。。

やさしい

「やさしいホロコースト入門」 というタイトルを見て腰が抜けそうになりました。 日本語はまったく。 といいながら、他の言語でも同様の事象は起こりそうですが。 他と比較してより寛容な気はしますが。

anとese

昨日に引き続き。 tatsukiサンクス。 おっしゃる通りan(ian)に軽蔑・侮蔑が含まれるのか は悩ましい感じです。 エイリアン アーシアン ヨーロピアン アメリカン メキシカン インディアン ブラジリアン ジャマイカン 必ずしも、という感。 蛮夷戎狄みたいなも…

erとist

気になったらとまらない。 ピアニスト、アーティスト、ジャーナリスト それぞれ ピアノを弾く人、アートをする人、ジャーナルを編む人 でも ピアナー、アーター、ジャーナラー とは言いませんわね。 ランナー、ピッチャー、ドライバーを ラニスト、ピッチス…

命懸けの色仕掛け

いや「色仕掛けで命懸け」でもいいんですけれども。 似てますね〜この二つ。 職場で男性社員が「いのちがけでやってくれるそうです」 と言っているのを 「いろじかけでやってくれるそうです」 って聞こえて我が耳を疑った。(疑って正解!)