ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)
東京大学物語」「ノエイン」で印象的に描かれていた町「函館」。
必ず行きたい場所の一つですが(そういや今ぐらいの季節に行ってもみたいなぁ。。。でも、土曜シフトも入ってきて雪山にも行けそうにないので難しいかなぁ。)この小説もこの町が舞台。
ちなみに雪の町が印象的な話は他にも「カノン(ゲーム)」や「loveletter(岩井さんの映画)」「秒速5センチ」とかいろいろありますね。
雪の静かさや冷たさが逆に暖かさを表現する、スイカに塩かけると甘くなるメソッド?


かれこれ20年近く思春期をこじらせている自分には、今回の小説はど真ん中ストレートでした。
まるでその予定はありませんが、もし自分が小説を書くことがあれば、こういうものを書くような気がします。
一消費者の分際で物を生み出している人に対して、まったく失礼な物言いですが。


出張帰りの長い旅路が苦になりませんでした。
ちなみに来年映画にもなるみたいです。興味深い。