地球(にある神の子池)は青かった

一ヶ月以上も経ってなお夏休みの思い出を飛び石のようにぽつりぽつりと書き連ねます。
鷹揚の見物をお願いいたします。
北海道の旅の自分的ハイライトは摩周湖近傍にある神の子池でした。
中国の九寨溝はトルコのパムッカレと並んで「見たい景色は?」という質問への回答として思考空間にアイドリング中の場所なんですが、この神の子池はその九寨溝への欲求と同じ方向にありました。



摩周湖
圧倒的な透明度で有名な湖ですが、その裏側(東側)にそっとこの池はたたずんでいます。

摩周の裏側の道を走ると「ここに神の子池があるでよ〜」という看板が小さく出てくるのですが、そこから2kmぐらいのダート道をズンガズンガ走っていった先にあります。
もう何年も前の名作ゲーム、セガラリーを彷彿とさせる走行感覚。
ダート道な上に適度に蛇行している為、そんなにスピードを出していなくても、ハンドルが持ってかれる感覚があるのです。
先述のように(車のトリップメーターで確認しただけですが)2km程度、舗装道からあるため、一本道なのですが「もしかして道に迷った?」という気分にもなってくる頃、駐車場っぽい空き地に到着します。歩いてのアプローチは大変だと思います。。。



というわけで、今自分でも壁紙にしている写真を貼っておきます。

ピンボケがみっともない感じで恥ずかしいですが、、、
青い光には心を落ち着ける効果があるっぽい、という話が広がりつつありますが、こういう光景を見るとむべなるかな、なんて思ってきますね。

放課後にゴルフ練習場に行ってみたの巻


仕事上がりを放課後と表現するのはなんとも学生気分が抜けていない感じでみっともないようにも思うのだけど、その表現が一方で適切なようにも思うのでそのまま行こう。
近隣のゴルフ打ちっぱなし練習場が23時まで開いていることがわかったので、日々、運動不足を文字通り脾肉の嘆な感じに嘆いている同僚と連れ立って行ってみた。
同僚的には共通の趣味がない奥さんとの共通の趣味にできるかもしれないという希望めいたものがゴルフに駆り立てる要因の一つであったとのこと。
それもあってか、元々ゴルフの姿勢が身体に合っていたのか、結果、彼には大変好ましい体験となったよう。
ゴルフをやってみた人の感想には「止まっている球になぜ当たらん!当てられん!」という嘆息が多いように思うのだけど、彼は初めてグラブを持ったにも関わらず割と気持ちよさそうに当てていた。
当たった時の気持ちよさは、もちろん他のあらゆる「当たった」快感同様に快感なので、なかば病み付きになった様子。
自分は、右手中指の皮がちょっと剥けた(なぜそこが?左手の指の爪がえぐったように思うのだけど、そもそも握り方がおかしい?)くらいだけど、まぁこれまで通りに楽しめた(飛距離はないけど)感じ。
なにより仕事上がりにちょっと寄って運動する感覚は、よかった。
惜しむらくはゴルフをやりたい女の子はたくさんいるものの、誘ったところで自分たちの方が下手だったりする上に、所詮練習場なので、ひたすら打つだけで、ボーリングのように一喜一憂のゲーム性に欠けるところかなぁ。

高速から降りなければ高速代は安い

気の滅入る雨から逃げ出したくて高速に乗り込んだものの行先を定めず後先考えずに乗り込んでしまった。
国立府中ICで乗って東部湯の丸SAで打ち立て蕎麦を630円で買ってあきる野ICで降りたら高速代金500円でした。。

こんな行った先で高速降りない旅とか楽しめるのは国盗りストかコロプラプレイヤーぐらいだろうけど。
あと車の運転そのものが好きな人。


ちなみにこの日、口にしたのはこの蕎麦だけで頑張れた。
ずっとこんな感じで行きたい。

網走監獄で監獄飯を食べた

早くも一か月経とうとしていることに戸惑いや焦りも覚えますが、夏休みに東日本を縦走してた時、網走監獄にも行き、監獄食を食べたことを書こうと思います。

なんで美味しいものならいくらでもありそうな北海道旅行に行ってそんな「くさいめし」をわざわざ、、、などと呆れられますが、美味しかったんですよ、これが。
特に秋刀魚が。
夏なのに。
さすが8月初旬でも20度越えなくて短パン半そででタオルケットで車中泊してたら風邪引いて旅行中ずっと実は発熱してた疑惑の北海道。もう秋でしたね。


くさいめし、というのは、

こういう雰囲気の中で食べるから心休まらず、という意味かも知れませんし、
罪を悔いる心から自身に快楽を味わわせてはならない、という気持ちになり、それが心理的に味覚を抑えて味があまりしないから、みたいなメカニズムだったりするかも知れません。
はたまた、単純にユニットバスよろしくトイレが部屋の中にある牢屋で食べるからくさいのかも知れませんし、麦ごはんだから白米のごはんに比べるとくさい(僕はそんなことないと思いますし、むしろ麦ごはんは好きだったりするのですが)みたいなことかも知れません。
Ξ(クサイ、クスィー)メシで、Ξは未知数xだから味が未知数とか、未知の救世主(メシア)みたいなこじつけをして、救世主は万人の罪を背負って時の体制から処罰される、みたいなことを言い出す人もいるかもしれませんが。。。


言葉連想ついでに、もう少し脱線すると、アバシリという知名に含まれる「シリ」はクナシリとかリシリとかオクシリとかアイヌモシリとか共通して語尾がシリでシレトコの頭にもシリという音があって、なんか土地とか大地とか島とかそういう意味合いの気配を感じたりもしますが、ちゃんとした研究の裏付けなしに妄言を垂れ流してごめんなさい。


監獄入口ではなぜかカブトムシが飼われていたのですが

樹液が美味すぎるのか樹液の中に首をつっこんで食いまくっている7つの大罪の一つにも挙げられる暴食=グラトニーの罪を犯している様に自身の暴食を重ね合わせて戦慄しました。
この罪に限らず自分は7つの大罪は大概犯してしまっている(嫉妬や傲慢など現在進行形のものも含め)ことに気がついたので、悔い改めたいところです。
と「言うは易し(やすし)ボケるはキヨシ」(最近思いついて言ってみたところ思いの他評判がいいのでことあるごとに使います)なわけなのですが。。。
とりあえずこの土日はどのくらい食べなくてもお腹が減らないのかをちょっとテストしてみようと思ってます。


つまらない話が続いてしまったので、最後に恒例の(?)ステレオ写真を載せてお茶を濁させていただきます。。。

いつものように交差法でどうぞ。

選挙雑感


選挙ですね。
いよいよ来週が投票です。
ということで、マニフェストマッチというものをやってみました。
http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/match/
これは、各政党のマニフェスト(いつからかこの言葉がずっと前から使われていた感じに使われていますが、方針とか目標とはちょっと違うものなんでしょうか)が、政党名が隠された状態でずらりと表示された中から、自分の考えに近いものを選んでいって、最後にそれがどこのだったかを教えてくれるもの。
マニフェストをじっくり読んでみると、抽象的で結局どういうことなのかがぴんと来にくいものもありますし、どう違うのかがわかりにくいものもありますが、一度読む、というのが一つ重要ではないかと思ったりします。


一方で、選挙のしくみってまさにこれがいいのでは?と強く思います。
各分野ごとに、どうあって欲しいか、については、こうしたチェッカーで多く自分と近い、と選ばれた方針で政治を進めていくのがよいのでは?と思うのです。
投票用紙に、政党名なしでマニフェストが印字されているものに対して、選んでいく、というのが、民意を反映した政治、ということになるのかとは思います。
そうしないのは、結局政治は、民意だけではやれない、ということだからかも知れません。
(し、投票行動が異常にしんどくなりますし)


そう考えたときに、もうひとつ今の選挙に違和感を感じたのが選挙区制。
地域復権、みたいなことが昨今言われてきているように思いますが、地域ってみなさんにとってどのくらい「自分」でしょうかね?
家があり住民票があって地方税を納めている(からゴミを集めてもらったり上下水道を整えてもらったり道をなおしてもらったり、火事から守ってもらったりとかいろいろありますが)場所ではありますが、遠方に勤めに行っている人なんかは、その土地のことよりも勤務地についての方が詳しかったり、勤務地周辺をどうにかしてもらう方が暮らしやすい、ということがあろうかと思います。
住んでいる地域の利益を代表してもらっても自らの暮らしには影響が少ない。
そう思うと、自分の日々の生活、それは仕事に近いものではないかと思いますが、の利益を代表した人を選びたい。
地域ごとの代表を選ぶよりも、職能集団ごとの代表を選びたい。
例えば、農業業界代表、自動車業界代表、鉄鋼業界代表、医療業界代表、衣料業界代表、教育業界代表、行政業界代表、、、みたいな感じで?
地域を大きくまたぐと、選挙管理委員のみなさんの負荷はめちゃくちゃに増えそう(本当におつかれさまです)ですが、それが理由?
あまりこうした議論を見かけないのは、自分が勉強不足だから、だけなんでしょうか。
(競合他社の人を選ぶ人はいない、という問題もありそうですが、業界全体の利益を代表する人として、各経済団体とかが作られているわけだし、、、)


あと、投票に行く時って別に免許の提示とか求められないように思うんですが、あれって近隣の投票しない人の選挙票(?)集めて、服装や時間を変えて投票所に何度も足を運べば重複投票(もちろん選挙法違反なのだろうと思います)できちゃいそうですが、ちゃんと防ぐ仕組み、作られてるんでしょうか。。。
選管の人の負荷ばかり増す世の中ですね。。。

某100万ドル

ages2009-08-03

具体的には往復のロープウェー代1160円也。
今日は、旭山動物園&登別クマ牧場と動物三昧でした。


平均時速25km(50時間ぐらい?)の移動祭。
こんな身体に負担のかかる旅、一人のうちしかできん。
と思いつつ、一生一人かも知らんからいらん心配かもしれません。


夜、山から降りてくると、街はおやすみ模様。
しかたなくコンビニでスープカレーを買ったのですが、どうやらスプーンがないようです。
これは、本格派。。。
と覚悟を決めて、洗面所で右手を洗っていざ、と思いましたが、無理!
匙を投げました。
部屋の中に使えそうなものは、、、見当たりません。
割り箸は車の中にありますが、そこまで行く体力はもはやない。
受話器を取り上げホテルのフロントにおたすけコール。
「スプーンをひとつお借りできませんか?」